faster-whisper
会議の録音を文章に。待ち時間を短くしたい人に
録音した会話を、自分のパソコンで文章にする無料の道具です。音声を文字にする「Whisper」を速く動かすために作られました。使うには、準備用のソフトと、短いプログラムの実行が必要です。
GitHubのスター数 2.5万GitHub上の更新 2025年11月19日当サイトの確認日:2026年9月18日
まず、ここだけ見れば分かります
- 料金
- 無料ソフト自体に料金はかかりません
- 日本語
- 日本語OK
- 対応環境
- Windows / Mac / Linux
- 準備の目安
- ★★★準備あり必要なソフトを入れたり、文字で指示を入力したりする準備があります。
- 計算用の部品
- 専用のGPUは必須ではありませんGPUは、画像やAIなどの計算にも使われる部品です。必要な性能や処理時間は、使う機能・設定で変わります。
- 必要なもの
- Python 3.9以上(この道具を動かすための無料ソフト) / 初回にAIのデータをダウンロードするための通信と空き容量
自分に合う進め方を選ぶ
料金だけでなく、最初の準備と、使い続ける手間も比べてみましょう。
比較記事:文字起こしはどっち? Whisper(無料・手元)と Notta(有料・ブラウザ) →これは何?
たとえば会議の録音を読み込み、「来週の水曜日に打ち合わせをします」のように、話した言葉を文章として取り出す道具です。聞きながら一字ずつ入力する手間を減らせます。マウスで録音を選ぶ完成済みのアプリではなく、Python(パイソン)というソフトから呼び出して使う部品です。
できること・できないこと
できること
- 会議やインタビューの録音を文章にする
- 専用の計算用部品を追加していないパソコンでも処理する
- 設定が合えば、元のWhisperより待ち時間やメモリの使用量を減らす
できないこと
- これだけを入れて、ボタン操作だけで使い始めること
- 発言者の名前を自動で付けること
- どのパソコンでも同じ速さで処理すること
こんな人に向いています
- 録音を聞きながら文章を打つ手間を減らしたい人
- Whisperでの処理時間を短くしたい人
- 短いプログラムを保存して実行する準備ができる人
こんなふうに使えます
会議の録音から、議事録の下書きを作る
録音を文章にし、そこから決まったことや担当者を整理します。まず音声を文字にする作業を任せ、名前や数字は録音を聞いて確認します。
たまったインタビューの内容を探す
録音を文章にして保存すると、あとから読み返しやすくなります。長い録音をまとめて処理する前に、短い録音で動作と待ち時間を確認します。
使いはじめるまで
faster-whisperを使うための案内
手順は上から順番に進めます。「入力例」がある場合は、どの画面へ入力するか、どの名前で保存するかを本文で確認してください。
上のリンクはfaster-whisperの開発資料です。GitHubというサイト自体の見方は、共通のGitHub入門で説明しています。
この手順で出てくる言葉の意味
- Python(パイソン)
- プログラムを動かすためのソフトです。「Pythonが必要」とある道具は、先に対応する版のPythonを入れて使います。
- CPU / GPU
- どちらもパソコンで計算する部品です。CPUは基本の処理を担当し、GPUは画像やAIなどの計算にも使われます。必要な種類や性能は、道具によって違います。
1準備するものを確認する
この例はWindowsで、短い録音を文章にして保存する手順です。Python 3.9以上が必要です。初めてPythonを入れる場合は公式サイトのWindows用手順を確認してください。ここにある入力例を、GitHubの検索欄へ貼り付けることはありません。
2作業用フォルダに録音を置く
「文字起こし練習」などのフォルダを作り、短いMP3形式の録音をコピーして「kaigi.mp3」という名前にします。別の形式のファイルは、名前の最後だけを.mp3に変えても変換されません。元の録音は残します。
3文字を入力する画面を開き、Pythonを確認する
録音を置いたフォルダをエクスプローラーで開き、上のアドレス欄に「powershell」と入力してEnterを押します。開いた画面に下の文字を入力します。「Python 3.〜」と表示されれば確認できています。認識されない場合はPythonの準備を確認します。
この手順で使う入力例
python --version4同じ画面でfaster-whisperを入れる
下の文字は、Pythonに必要な部品をダウンロードして入れる指示です。処理が終わり、次の文字を入力できる状態に戻るまで待ちます。
この手順で使う入力例
python -m pip install faster-whisper5録音を文章にする指示をファイルに保存する
メモ帳を開き、下の内容を貼り付けます。「名前を付けて保存」でファイルの種類を「すべてのファイル」、文字コードを「UTF-8」にし、録音と同じフォルダへ「transcribe.py」の名前で保存します。「.py.txt」にならないよう確認します。smallは使うAIの種類の名前です。
この手順で使う入力例
from faster_whisper import WhisperModel model = WhisperModel("small", device="cpu", compute_type="int8") segments, _ = model.transcribe("kaigi.mp3", language="ja") with open("kaigi.txt", "w", encoding="utf-8") as result: for segment in segments: text = segment.text.strip() print(text, flush=True) result.write(text + "\n") print("保存しました: kaigi.txt")6保存した指示を動かす
先ほどのPowerShell画面に、下の文字を入力します。初回はAIのデータをダウンロードするため通信が発生します。処理が終わるまで待ってください。この例は、録音を自分のパソコンで処理します。
この手順で使う入力例
python transcribe.py7できた文章を開いて確かめる
同じフォルダにできた「kaigi.txt」をメモ帳で開きます。話した内容が文章になっていれば完了です。人名や数字を録音と比べて直します。この例で作るのは文章ファイルで、動画用の字幕ファイルではありません。
つまずいたときはAIに手伝ってもらう聞き方を見てください。使っているパソコンと、どの手順で止まったかを伝えましょう。
いいところ・気になるところ
いいところ
- 録音を手で聞き取って入力する手間を減らせる
- 自分のパソコンで音声を処理できる
- 条件が合えばWhisperより待ち時間を短くできる
気になるところ
- Pythonの準備と、プログラムの保存・実行が必要
- 処理の速さはパソコン・設定・録音によって変わる
- 聞き間違いがあるため、文章の確認が必要
似たことができるサービス
どちらが自分に合うかは、目的によって変わります
Whisper
音声を文章にする、元になった道具
どちらも準備と文字入力による操作が必要です。使い方の手順や、パソコンでの動作を比べて選べます。
- Whisperでできること
- 専用の指示を文字で入力して、文章や字幕のファイルを保存できます。
- faster-whisperでできること
- 短いPythonプログラムから使い、処理時間やメモリ使用量を抑える設計です。
faster-whisperの開発情報・出典
GitHub上で公開されているfaster-whisperのプログラムに関する情報です。スター数はGitHubで関心を示した数で、faster-whisperの利用者数を表すものではありません。
- GitHubのスター数
- 25,477(2026年9月20日時点)
- ライセンス
- MIT
- 主な言語
- Python
- GitHub上の更新
- 2025年11月19日1年以内に更新はありますが、頻度はゆるやかです
- 開発資料(GitHub)
- https://github.com/SYSTRAN/faster-whisper
- 当サイトでの確認日
- 2026年9月18日
スター数・ライセンス・主な言語・最終更新は、2026年9月20日に GitHub から自動で取得した値です。ライセンスの補足と、説明文・準備の目安の判定は当サイトが書いています。 ライセンスや料金は変わることがあるので、使う前に必ず公式の情報をご確認ください。
次に見るなら
このツールが出てくる記事
似たツール
同じことができる、または一緒によく使われるもの