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🛠 使い方動画・音声

動画で話している言葉を、字幕として表示するには?

話し声を文章にする→間違いを直す→動画に字幕を表示する。最初の準備から、できあがるファイルまで説明します。

ツールみっけ! 編集部2026年9月19日 更新10分で読めます

先に結論

まず、動画の話し声を文章にします。次に聞き間違いを直し、その文章を動画の中に字幕として表示して保存します。ここでは無料のWhisperとFFmpegを使う方法を紹介します。パソコンへのソフトの準備と、文字を入力する操作があります。

たとえば「こんにちは」と話している動画なら、その場面に「こんにちは」という文字を出すのが字幕です。AIに文章の下書きを作ってもらい、人が内容を確認してから動画を仕上げます。

完成までに、何をする?

  1. 1話し声を、字幕の下書きにする

    Whisper(ウィスパー)は、録音を聞き取って文章にする道具です。文章と「何秒から何秒まで表示するか」をまとめた字幕ファイルを作れます。

  2. 2文章と表示する時間を確認する

    人名・数字・聞き取れなかった言葉などを直します。無音の場面に不要な文字がないか、文字が出る時刻が合っているかも確認します。

  3. 3動画に字幕を表示して、別の動画として保存する

    ここではFFmpeg(エフエフエムペグ)という、動画を加工する道具を使います。字幕が映像の一部になるため、完成後に字幕だけを消すことはできません。元の動画は残します。

始める前の準備

ここからはWindowsでの入力例です。Python、FFmpeg、Whisperをパソコンに入れてから進めます。PythonはWhisperを動かすためのソフトです。下のWhisper紹介ページの「使いはじめるまで」と、公式のSetup(準備)の案内を確認してください。

Whisper

録音した会話を、読める文章にする

必要なソフトと、Whisperを入れる手順を確認する

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短い動画で、字幕を作ってみる

  1. 1動画のコピーを、作業用フォルダへ置く

    「字幕の練習」などのフォルダを作り、短いMP4形式の動画をコピーして「movie.mp4」という名前にします。別の形式のファイルの末尾を変えるだけでは、MP4には変換されません。元の動画は別に残します。

  2. 2指示を入力する画面を開く

    動画を置いたフォルダをエクスプローラーで開き、上のアドレス欄に「powershell」と入力してEnterを押します。PowerShellは、パソコンへ文字で操作を頼む画面です。GitHubへ入力するものではありません。

  3. 3必要なソフトが使えるか確認する

    下の指示を1行ずつ入力してEnterを押します。PythonとFFmpegのバージョン番号、Whisperの使い方が表示されれば確認できています。「認識されません」などのエラーが出たら、そのソフトの準備へ戻ります。

    この手順で使う入力例

    python --version
    ffmpeg -version
    whisper --help
  4. 4動画の話し声を、字幕の文章にする

    下の指示を同じ画面で実行します。movie.mp4は読み込む動画、jaは日本語、smallは使うAIの種類、srtは字幕ファイルとして保存する指定です。初回はAIのデータをダウンロードします。終わると同じフォルダに「movie.srt」ができます。

    この手順で使う入力例

    whisper "movie.mp4" --language ja --model small --output_format srt
  5. 5字幕の文章を直す

    movie.srtをメモ帳で開くと、通し番号・表示する時刻・字幕の文章が並んでいます。まず文章の聞き間違いを直し、UTF-8で保存します。ファイル名が「movie.srt.txt」になっていないか確認します。時刻や記号を誤って消さないようにします。

  6. 6字幕を表示した動画を保存する

    下の指示を同じ画面で実行します。movie.mp4とmovie.srtを使い、完成した動画を「subtitled.mp4」という別の名前で保存します。使うFFmpegには字幕を表示する機能が必要です。「No such filter: subtitles」と出たら、公式の配布案内で対応したものを確認します。

    この手順で使う入力例

    ffmpeg -i "movie.mp4" -vf "subtitles=movie.srt" -c:a copy "subtitled.mp4"
  7. 7完成した動画を開いて確かめる

    subtitled.mp4を再生し、字幕の文章・出る時刻・読みやすさを確認します。直す場合は字幕ファイルを修正して、別の出力名で動画を作り直します。

「.srt」や「焼き込む」は、どういう意味?

  • .srt:字幕の文章と、表示する時間をまとめたファイルの種類です。これを作っただけでは、元の動画の見た目は変わりません。
  • 焼き込む:字幕を映像の一部として保存することです。再生する人が、字幕だけをオフにすることはできません。
  • 書き出す:編集した結果を、再生できる動画ファイルなどにして保存することです。

画面を見ながら字幕を整えたい場合

字幕ファイルを読み込める動画編集ソフトを使う方法もあります。使う版がSRTの読み込みに対応しているか、説明書で確認します。字幕の位置や文字の大きさを画面で調整し、最後に動画として保存します。

Q何分で完成しますか?

A動画の長さだけでは決まりません。パソコンの性能やAIの種類、録音の状態によって変わります。まず短い動画で待ち時間と聞き取り結果を確認しましょう。

Q高価なパソコンでないと使えませんか?

A専用の計算用部品を追加していなくても処理できます。ただし、時間や空き容量が必要です。短い動画で動くかを確認し、長い動画へ進みます。

Q字幕の時刻がずれたら?

A字幕に書かれた表示時刻を修正する必要があります。時刻の数字を直接直す方法のほか、字幕の調整に対応した編集ソフトで映像を見ながら直す方法があります。

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